又吉歯科医院
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根管治療(根の治療)

歯髄炎(Pul)

根の治療歯の内部には歯の神経・血管(歯髄)が通る管(根管)があります。
虫歯を放っておくと、虫歯は深くまで進んで歯髄に達して、歯がしみたり痛んだりします。これを歯髄炎といいます。歯髄が細菌によって炎症を起こしてしまった状態です。このようになってしまうと、神経を取らないといけない場合が多くなってしまいます。

  1. 虫歯が歯の神経まで到達してしまっている。
  2. 麻酔をして、虫歯を取り除き神経(歯髄)を露出させます。
  3. リーマーやファイルという器具を使って歯の神経を取ります。 (麻酔抜髄
  4. 神経の入っていた空洞(根管)を、リーマーやファイルを使用して拡大していきます。
    何回か通院して拡大が必要です。(根管治療
  5. 根管をガッターバーチャ(ゴム)という薬で封鎖します。 (根管充嗔
  6. 土台を立ち上げます。(型を取って、技工士が作ってくる場合とその場で作る場合がある)
  7. 土台を削って、被せ物(クラウンやインレー)の型を取り、技工士が被せ物 を作ります。
  8. 被せ物を歯科用セメントでセットして治療が終わりです。
主訴 右上の奥歯がしみて痛い
診断名 右上7番歯髄炎
治療法 麻酔抜髄 根管治療 保険による補綴治療
リスク・副作用 術後疼痛 歯根破折 根尖性周囲炎
費用 保険治療 自己負担で全部で1〜1.5万円
治療期間 1〜3か月 痛みが持続する場合は長期

リーマー・ファイル

根管治療

根尖性歯周炎(Per)

虫歯や打撲などによって神経が死んでしまった時や、根の治療を途中のままにして時間がたってしまった時、以前に神経を取って治療した歯が、何らかの原因で感染を起こした時に根の先端(根尖)に膿が溜まってきます。このまま放置すると、骨がどんどん溶けていき、ついには骨をつきやぶって歯肉に穴が開いて、膿が出てきます。

さらに、体調が悪い時には、免疫力が低下し、慢性的な炎症が急性症状を起こすので、高熱が出て、頬や顎がぼっこりと腫れてしまうことがあります(骨膜炎)。このような時には、抗生物質の投与と切開手術が必要になることがあります。場合によっては、入院しなくてはいけないことすらあるのです。

根尖性歯周炎

  1. かぶせをはずします
  2. 根の先に膿がたまっている状態。
  3. 根の中が汚染しているので、それをリーマー・ファイルで除去します。
    すでに根管充嗔されている場合は、歯の中に入っている物を取り除いてから汚染されている部位を除去します。この時点で膿が出てくることがあります。
  4. 治療毎に歯の中に消毒の薬を入れます。治療期間は、長くなることがあります。
  5. 状態が良くなったら歯の中の空洞をガッタパーチャ(ゴム)という薬で封鎖します。
  6. 土台を入れて補強します。
  7. 出来上がったかぶせを調整します。
  8. 歯科用セメントでセットして治療が終わりです。

根尖性歯周炎

根管治療の症例 根管治療 ⇒ 歯根端切除術・嚢胞摘出術 ⇒ 補綴治療

主訴 左上の前歯の見た目が嫌
診断名 左上1番根尖性歯周炎
治療法 根管治療 歯根端切除術 嚢胞摘出術 自費による補綴治療
リスク・副作用 腫脹 疼痛 再治療 歯根破折
費用 保険治療 自己負担分 1〜1.5万円 自費治療はグラスファイバーで4000円 セラミッククラウンが11万円
治療期間 3か月 痛みが持続する場合は長期

前歯の見た目を気にされて来院された患者さんです。
レントゲン写真を見ると、左上の真ん中の歯根の先に病巣があるのがわかります。ご本人は、普段、何の症状もありませんでしたが、歯をたたいたり、病巣の辺りの歯肉を押してみると違和感があることに気付かれました。 根の治療を始めると、根の中から膿が大量に溢れ出てきました。
「寝た子を起こす」みたいな感じで、今まで慢性的に無症状で経過していたのが、治療を開始すると、一時的に痛みが増したり、腫れたりします。落ち着いてきますので心配しないで大丈夫です。

このように、症状が無くても、虫歯が進行して神経が死んでしまい、膿が溜まっていることがよくあるので、定期的なチェックを受けてください。

前歯が虫歯になっています 根の先に
黒い膿が溜まっている
膿が根の中から
溢れだしている
根管治療

根の治療中 根の治療の最中です
(根の治療の時、ラバーダムというゴムのシートを歯にかけることがあります)
根管充填 根の中が落ち着いた所で、根管内をガッタパーチャで封鎖します。
(根管充填)
この症例では、根の先に膿の袋(嚢胞)ができてしまっていたので、その除去手術(嚢胞摘出術)と、汚染された歯根の一部の切除(歯根端切除術)も行いました。
根管治療
根の治療中 歯根の先端を切除しているので、歯根が少し短くなってます。 根管充填
手術後、だいぶ落ち着いたので、
左上中切歯の治療をさらに進めていきます。
手術後
土台は、グラスファイバーを使用します。
グラスファイバー
  • グラスファイバーの土台は、金属の土台と比べ、硬さが歯に近いので、衝撃を受けた時に、歯と一緒にしなり、歯が割れづらい
  • 白く、光を透過するので審美修復に有利
  • 金属の溶け出しによる歯や歯茎の変色、金属アレルギーの可能性がない
仮歯
根の治療中
仮歯をSET
根管充填
仮歯をSETすることで、歯肉の調整、
歯の形態を決めていきます。

<オールセラミックス>

●被せ物の中で見た目が最も綺麗で、変色もない
●金属の溶け出しによる歯や歯茎の変色、金属アレルギーの可能性がない

オールセラミックス
オールセラミックスSET後
オールセラミックス
オールセラミックス

摘出部は黒くなってます 摘出部が周囲の骨の色に 近づいています
オールセラミックス
歯根嚢胞摘出 直後、歯根端切除術 直後 半年後
半年後、嚢胞を摘出した部位に、骨ができているのがレントゲン上で分かります。

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